aga抜け毛とヘアサイクル!「成長期」「退行期」「休止期」


毛髪は一定のサイクルで成長しています。

「成長期」(新しい髪が成長する期間:２～５年)→

「退行期」(成長が弱まる期間：２～３週間)→

「休止期」(完全に成長が止まり髪が抜けてしまう：２～３ヶ月)

という３つのサイクルが、通常2～7年で繰り返されています。

いま生えている大多数の毛髪は、成長期だと考えることができます。

成長期の後、毛は退行期に入ります。

毛乳頭細胞が自然に萎縮し、同時にそれを覆っていた 毛母細胞も分裂を止めてしまいます。

そして、毛母、毛乳の両細胞が完全に活動を止める休止期 に入ると、毛は抜けやすくなります。

薄毛・抜け毛の多くは、このヘアサイクルが何らかの原因 で短縮され、毛髪が完全に成長する前に抜け落ちることでおこります。

成長期の初期の髪は柔らかい軟毛ですが、正常な人の場合、 硬く太い毛に育っていきます。

しかしヘアサイクルに異常がある場合、この軟毛（早期成長期） の段階で休止期に入り、抜け落ちてしまうことが多くなります。

その結果、細く産毛のような毛髪ばかりが多くなり、 だんだんと毛髪にボリュームがなくなって、毛の量がスカスカ、 頭皮が露出してきて、いわゆる「薄毛」になってしまうのです。

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